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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
次代の候補・テイとシオの出会い。ここから物語が更に広がる確かな予感がする。
優等生・アヤが生まれた背景、混血児である事でメディナに差別されるシオ。
溢れ出るマナのために人と触れ合えないテイ。
全てが「生まれながら」。
本人が望んだ事ではないのに閉ざされた何か。
それに徹底して立ち向かうアヤと届くまで努力すると決めたシオ。
テイはどうするのか?
差別や理不尽な区別が存在する世界。
そして図書館も一枚岩ではない。
見習いたちならなおのこと。
その中で皆がどう生きるのかを見守りたい。
回り始める運命の輪。
2021/06/14 10:52
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
親密度が増す者と逆に確執が明らかになる者と。 更に重要な関わりあいを持つことになる者。
人間関係に様々な動きがあり、火種とセドナの仕込みが徐々に明らかに。
今回の主たる関係者はラコタ族の二人アヤとカナ、血統至上主義の品性に欠けるメディナと表紙の...
オウガちゃんにも何かある?
くせ毛ちゃんことミホナちゃんも色々と頑張っています。
人妻ソフィさんも少し出番が。
アヤちゃんの本質はなかなかに。
距離が縮まるとグイグイくるタイプか。
最初はギリギリ...でしたが。
なかなか可愛らしい娘で。 普段の無表情からの笑顔は...
美しいタッチで描かれる、徐々に回り始める運命の輪。
小さな一歩と大きな出会い、背後にある火種と共に。
読み応え十分。
『図書館の大魔術師5』
2021/06/13 19:59
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
見習い司書としての生活が始まって1週間
優秀で個性の強い見習いたちの中で出遅れ気味のシオ
ある晩、筋トレをしていると……
累計63万部突破
“現代に生きる人へ贈る ハイファンタジー!”──帯のコピー
待望の最新刊、2021年6月刊
┌─┐
│書│
└─┘
タイトルはこれで「図書館」と読ませる創作漢字
ドキドキしました
2021/06/08 22:36
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投稿者:あきざくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワクワクが止まりません。
ストーリーも素晴らしいですが、作者の表現も楽しいです。
登場人物のキャラの深堀りが少しづつされてきて、
これからの展開が楽しみです。
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司書の業務がそれぞれ説明されていて良かった。
分類分けは一筋縄ではいかない。。
民族の違いと関係性、男女の役割等、世界観がだいぶ分かった。
最後のシーンに注目。
アヤがかわいい。理解者のミドリィさんが好き。
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見習い司書生活が始まって1週間。
座学の成績が思うように上がっていかないシオ・オウガ・メディナ。
特にメディナは高貴な血筋で性格も典型的な高慢キャラにも関わらず、勉強も運動もワーストクラスに苦手な困ったさん。思想も強烈に偏った彼女と分かり合える日は来るのだろうか。
今巻の見所はラコタのクールキャラ2人・アヤとミドリィと仲良くなった事。女性が司書を目指すことの現状、社会進出を果たす上での選択肢がほぼ存在しない問題。アヤはそれを理解した上で、それでも天体の学者になる可能性を諦めていない。
にわかに好きなキャラになったなあ。
あとチャイロウちゃん。かわいい。
オウガはいつもながら朗らか可愛いけど、何やら裏がありそうな?
スモモもいい奴だね。
シオ君いろんな子とフラグ建てるけど大丈夫かな。
空から女の子が降ってきた…なんてファンタジー…
穿いてない?
また衝撃の事実とともに次巻へ。彼女も大魔術師になるのね。
1刷
2021.6.19
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本格的に始まった見習い司書の養成課程で習熟が遅れがちなシオとオウガとメディナ。一方で首席優等生のアヤと急速に接近し、見習い仲間とサークル活動も始めたシオに、更なる運命的な出会いが待っていました。
シオはただ田舎者で訓練不足だから劣等生なのではなく何らかのスイッチが入っていないだけに見えるのは読者の贔屓目でしょうか? 今回とある人物との運命的出会いがあってシオの生まれ持った資質らしきものが次第に明らかになってきましたが、そこに件の人物を巡る様々な政治的思惑や、シオの出自に関してメディナが抱く根深くて厄介な差別を超えた敵意なども絡んできて、糸が少しずつ複雑に織りなされ始めた印象です。
まだまだ壮大な物語のほんの序章に過ぎないと思われますので、ゆっくりと楽しみに続刊を待つことにします。
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謂れのない差別を受けている側だからといって、自分と違う属性の人に対して無神経な態度とらないとは限らない。
差別の眼差しを向けられる場面の多い混血のシオもまた生き方に選択肢のある「男性」であり、司書を目指す《しかなかった》女性とは根本のところが違うのだ……というのは、実は初期から提示されてたことなのだけれど、圧倒的に女性ばかりの中央図書館では読者も忘れてしまいがちな前提だよね。
そんな衝突を経て、それでも自分なりに司書を目指す意味を見失わないシオをこれからも応援したくなる。
あとね!
デレた後のアヤ、あまりにも破壊力高すぎません!?
親愛の情を示すあの1コマは反則ですって。かわいすぎる。
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ついに図書館の大魔術師が…!
…と思わなくもないのですが、どちらかと言うとシオ周辺の人間関係が気になるわけでして。
真っ直ぐで二心がなく、例え思いがすれ違ったとしてもお互いの妥協点を探して歩み寄ろうとするシオ。
なのでどんなツンデレだろうとも篭絡できる…かと思えば、信念かぁ…。
なるほど。
当たり前の話ではあるのですが、人それぞれの価値観や考えがあるわけで、その中にはどうしたって交われない、そもそも交わらない事を是とする人がいる、と…。
改めて、この辺のキャラクター、世界観の多様性がこの作品の魅力だなぁと思うのでした。
正直、「ハハルクじゃない。メディナの話をしているんだが?」にスカッとしましたけれども(苦笑
いやしっかし……表紙の美しさ、尋常じゃないな…。
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とても面白い。
背景などの書き込みが尋常ではなく、また非常に細かい民族設定などと絡めて考察ができワクワクした。小説と漫画の違いはあるが、初めてハリーポッターを読んだ時と同じような未知の世界が感じられた。
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まだまだわからないことが沢山……
そして、一気読みだからいいけど、設定細かくて、間が開くと読み直さないとわからなくなりそう……