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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
培養室。冬でも温かく湿度が高く培養皿を揺するモーターの大きな音がしていて発酵の酸っぱい臭いが立ち込めている。
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最近、細菌とか(兼:ダジャレ)、菌類に興味があります。
なかなか奥深い世界があると思い始めたのです。
この本、菌類の生態について丁寧に書かれています。
「子どもの科学」シリーズなのですが、ビギナーにとっては十分な詳しさ。
写真もたくさんあり、なかなか楽しめました。
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「子供の科学」となっているけれど、十分手応えがあったし、おもしろかった。ぼくは子供なのかもしれない。
こういう本に出会って、菌類っておもしろいなあと思う子供は幸運だ。ぼくも子供の頃に何冊かこういう本に出会った。それが進学や就職やローンに役に立ったかと言われると別に役に立たないのだが、そんなことはどうでもいいのだと断言できる。
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子供の本だけど、大人も楽しめる。いや、むしろ大人の初心者向けの本かも。図書館で借りた本だけれど、欲しくなりました。何度読んでも新しい発見がありそう。わかりやすく、深い本です。
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子供の科学シリーズは初めて読んだが、専門性の高い内容、と思ったらそれもそのはず。著者の細矢剛さんは、著者紹介文によると、国立科学博物館植物研究部菌類・藻類研究グループ長を務める専門家とのこと。
第2章以降でカビ、キノコ、酵母、粘菌などそれぞれの生態に迫るが、その前に第1章で菌類の始まり、生物の進化から丁寧に辿っていく。遺伝子を切り口にした生物分類を知り驚いた。真核生物、核のない細胞でできている原核生物、
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菌類の基本から生態まで大変詳しく書かれた入門書です。
児童書ではありますが、年齢を問わず勉強になること請け合いの一冊。
菌類とはキノコやカビや酵母菌などの真菌を指し、納豆菌や乳酸菌などは細菌である分類の誤解をまず解きます。
原核生物と真核生物の違い、人間にとり菌類の良い面と悪い面をじっくり解説しています。
水中と山中の菌類、土壌の菌類、麹菌の培養や観察の手法も紹介されており、実践に結びつく内容に感激しました。