bbsfさんのレビュー一覧
投稿者:bbsf

ダンナ様はFBI
2015/08/30 20:04
初版発行:2012年2月10日
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単行本は2008年12月刊行…衝撃の後日談が書かれているのでこの本に関しては単行本よりもこちらを買うべき

武士道セブンティーン
2015/08/30 20:02
単行本第1刷発行:2008年7月10日
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
これが女性作家だと脇役の中高年男性がネチネチと主役の女子高生二人の足を引っ張ったりする展開にしがちなのだがここではフォロー役に徹していてしかもオッサンたちが何気にかっこよかったりしているのが後味の良い読後感につながっているのだろう

まほろ駅前多田便利軒
2015/08/30 19:51
第1刷:2009年1月10日
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初出は別冊文藝春秋255~260号…単行本は2006年3月刊行…第135回直木賞作品…解説は鴻巣友希子…先に映画を見てから本を読んだがほぼ忠実に映画化されていた…解説で指摘されているスイスイ読める心地よさというのは全くの同感…それでいて読後感が良くないのは会話がキマリすぎていて誰も彼もうまいこと言いすぎな感じがするからか…セリフにしないで登場人物が心の中で思ったことどまりにしておいたほうが不自然さが残らなかったかもしれない

神去なあなあ日常
2015/08/30 19:50
初刷:2012年9月15日
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単行本は2009年5月刊行…解説は角幡唯介…スケールがでかい舞台をふわっと包み込むようにうまくまとめてある…特に前半の説明臭いセリフ回しといかにも女性が考えつきそうな主人公のキャラ設定に伴う行動が最後まで小さく違和感として残った

リテイク・シックスティーン
2015/08/30 20:03
初版発行:2013年2月10日
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単行本は2009年11月刊行…あさのあつこが長めの解説をつけている…男子の会話部分や人物造形に女性作家臭さが感じられないのがとてもいい…語り手をタイムスリップしてきたほうに設定したり2009年の事情を説明調の会話で入れてたりしたら多分ダメダメな仕上がりだったと思う

武士道シックスティーン
2015/08/30 19:59
第1刷:2010年2月10日
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単行本は2007年7月文藝春秋刊行…男性作家なので脇役がグジャグジャ嫌がらせめいたことをしないところが読んだあとのスッキリ感につながっている

武士道エイティーン
2015/08/30 19:58
第1刷:2012年2月10日
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単行本は2009年7月刊行…文庫版解説は有川浩…この巻単独だと意味不明のところが多々あるので三部作の順番どおりに読んでいったほうがよい…脇役話はちょっと邪魔くさい気がする

デパートへ行こう!
2015/08/30 19:57
第1刷発行:2012年8月10日
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単行本は2009年8月刊行…解説は佳多山大地…単行本で読んだときは社長が偽名を使うあたりからちょっとずつ訳分かんなくなっちゃったが二度目の今回は新しい登場人物にも心の準備が出来ているのでなかなか面白く読み進められて再読の感じがしなかった

愛しの座敷わらし 下
2015/08/30 19:56
第1刷発行:2011年5月30日
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2008年4月刊行の単行本を上下2冊に分冊…解説は水谷豊…子供だけでなく家族全員の成長小説としても読める

愛しの座敷わらし 上
2015/08/30 19:54
第1刷発行:2011年5月30日
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単行本は2008年4月刊行…映画公開の宣伝用に著者と水谷豊の対談がのっている表紙カバー大の帯付き…父親の考えなさかげんにちょっとイラつくが長男のかわいらしさにやや救われる

笑う警官
2015/08/30 19:53
初版発行:2013年9月25日
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原著は1968年刊行…解説は杉江松恋…死体の損傷が激しいのは最近の北欧ものと共通しているが遺体の具体的描写や人物に苦痛を与える場面がほとんど出てこなかったので最後まで気持ち悪くならずに読めた…久々にマクベインを読み返そうかなという気分になる…重箱の隅だが盲目協会は盲人協会で野草茶はハーブティーのほうがそれぞれ自然な日本語ではなかろうか

まほろ駅前番外地
2015/08/30 19:52
第1刷:2012年10月10日
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初出は別冊文藝春秋274~280号…単行本は2009年10月刊行…解説は池田真紀子…先に便利軒を読むかDVDを見ておくかしたほうが絶対に面白い…何度読んでもハコキュウやら横浜中央やら八王子線といった表記にはその都度違和感が生じて興がそがれる

田舎の紳士服店のモデルの妻
2015/08/30 19:49
第1刷:2013年6月10日
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単行本は2010年10月刊行…解説は辻村深月…10年日記を年毎じゃなくて2年おきにしているのがアイディアだなあと思った…ラスト直前まで重苦しかったのを思いっきり強引に前向きな印象にさせてしまう力技に敬服

よろこびの歌
2015/08/30 19:47
初出は月刊ジェイ・ノベル2007年11月号~2009年9月号
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初めのほうはよくある自意識過剰女子高生の話かと構えてしまったが中盤から最後までは心地よいドライブ感がずっと続いていてイイ感じで読み終えられた…イベントの多さに不満タラタラだったが結局このクラスは盛り上がっているんだから経営者側のカリキュラムは成功だったといえる…霊感少女を登場させるのはちょっと反則っぽい