ゆるストイック　ノイズに邪魔されず１日を積み上げる思考

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これまでの価値観がこう変わってきてるというのを、根拠と実生活で見聞きする場面を使った例がポップなイラストや図とセットで説明されていて、イメージしやすかったです。

「好き・得意・需要ありをどの順で取り組むのがよいか」や「願望と現実を混同してる例」や「脳が報酬と感じる割合やそれが組み込まれている例」などなど、今後いろんな物事の仕組みや出来事の見え方が変わる目線をくれる(身につけられればですがw)一冊でした。

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p72 公正世界仮説　世の中は公正フェアであり、良き行いをする人にはいい結果が、悪い行いをする人には悪い結果がもたらされるという信念

わたしたちは、努力は報われるはずだという信念に囚われている

努力は必ず報われるわけではないという現実を冷静に受け入れることが重要です

p77 セルフさービンスバイアス　困難な状況に直面すると自尊心を保つために、何が悪かったのか、誰の責任なのかと外部に原因を求める

ｐ82 自己責任論

p83 ゼロリスク思考

p86 ゼロ失敗思考
成功の失敗は無挑戦

p92 合理性には限界がある

p93 ゆるストイックを実践するうえで大切な心構えのひとつは、自分のコントロールできないことに焦点を当てない
p94 自分が変えられないことに悩むのではなく、今できることに目を向けて行動すること

p98 自分とは、周りの環境との共同作品

p101 物事がうまくいくときには、努力、運、環境、才能といった複数の要素が絡み合っているものです。そのことを理解し、たった一つの要因に依存しない柔軟な思考が必要

p104 成功を支配するのは才能ではなく運

p109 成功とは環境が作り出す減少の一種

p136 人々はロジックよりも物語を好む傾向がある

p162 己を知り、没頭し、変化し続ける

p165 わからないものをそのままにしておくということが、だんだんと許されなくなった

わからないものはわからないというあたり前のことを受け入れる必要があります

p184 運のいい人＝試行回数の多い人

p187 運のいい人のタイプ
好きなことに没頭するタイプ
深く考えずに行動するタイプ
戦略的に施行をこなすタイプ

p191 完璧主義を手放す

p199 複数のコミュニティに属する
孤独を避ける

p200 本当に自律している状態というのは、たくさんの依存先があるという状態

p215 意志に頼らず、習慣に頼る

p216 直感的な思考と、理性的な思考を使い分ける

p240 エビデンスや合理性だけで人々を説得することがますます困難になる

p256 真実が消えた世界にどのように適応していくか

p258 メラビアンの法則　人がコミュニケーションを取る際、相手に影響を与える情報の割合は、言語情報はわずか7%、聴覚情報は38%、視覚情報が55%

つまり目と耳から入る情報が９割以上を占めており、言語そのものが人に与える影響は非常に小さい

p259 容姿や声といった情報の方が、言語よりも人々を動かす力が強い

p262 視覚を聴覚を活かす情報発信をしよう

p264 何万年もの間、人間は視覚、聴覚、嗅覚、触覚といった感覚器官を頼りに生活し、コミュニケーションを取ってきました
言葉が人間社会に浸透したのはその後のことであり、むしろ感覚を通じたコミュニケーションが本来の形だったのです

p266 言語はあくまでも補助的なツール

古い価値観　努力は報われる
新しい価値観　努力は報われるわけではない

古い価値観　周りのせいにする
新しい価値観　自分ができることを考える

古い価値観　自分一人の責任にする
新しい価値観　自分や環境の影響を考える

古い価値観　リスクをゼロにする
新しい価値観　リスクを前提に考える

古い価値観　失敗を避ける
新しい価値観　失敗のプロになる

古い価値観　すべて合理性で考える
新しい価値観　合理性にも限界があると考える

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ゆるストイックとはストイックさ+柔軟性を持ち合わせたこと

淡々と自分のペースで歩み続けるストイックさと、寛容さ（ゆるさ）を持ち合わせることが成功の秘訣

他人に価値を押し付けることなく、時には周りの助けを受け入れる素直さや環境や運を考慮する考え方を持っておく
ノイズは時に流し、時に受け入れる柔軟さが肝

その代わり結果がでてもそれは自分の力だけでなくタイミングや運などいろんな要素が絡み合った結果であることを忘れてはいけない
結果が出たらラッキー、やることはコツコツ続ける

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自分の人生に向き合い続けることの重要性を感じた。
また、本能に根差した心の動きやあり方へのアプローチが面白かった。
いつの間にか染まっていた自分の色眼鏡をクリーンにしてくれた。

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著書の切り口や視点は時代という抽象的なものでさえも論理的に構造分解しており、とても有益で、その簡潔に捉えられる能力が、読み手の学びをかくじつにしてくれる

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タイトルを見て、読んでみたいと思って購入。
全体的に読みやすく、「なるほどね！」って共感できる部分も多かったです。

ただ、「35歳限界説」のくだりで、すでに自分が35overだったので意気消沈してしまい…。
「深掘りしたことが書かれているのかな？」とも思ったんだけれど…浅く感じてしまい、ちょっと残念。。。

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お金2.0書いて、世界2.0書いて、日々のツイートもキレキレな佐藤さんが書いたのはゆるストイック。
振れ幅ひろいなーと思いつつ読んだこの本は、僕には納得いくことばかり。
もう38歳の寿命もとうに越えてますが、習慣化の力を借りつつ頑張ります。

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ゆるストイックという言葉に惹かれて購入

ゆるストイックというのは、生き方と社会の動きをかけあわせたスタンスだと捉えた。
今に適した生き方のヒントとして読んでよかった。

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「自分の人生を生きるために」

『限りある時間の使い方』、の焼き増しみないなビジネス本だなぁと思いつつ、タイトルの『ゆるストイック』という造語に興味をそそられ読了。

結果、読んでよかった。
本著は、予測がつかないで不安定な現代を生き抜く術として「ゆるストイックな生き方」を提案している。

コスパ・タイパを駆使して世の中をハックし、VUCAの社会をサバイブしよう、という有象無象のビジ本とは畑が違う。

社会を含む他者に対しては、ゆるく。
自分の目的のためには、ストイックに。

この2本柱をもって日々をひたむきに生きることを、本著は提唱している。
だが精神論ではない。ときに科学的、経済的、あるいは哲学的な視点で指南がされる。

著者は色々な悩みを抱えては、その度に様々な種類の本を読み、学び、他者を愛して生きてきたんだなと、そんな気にさせられる。

自分もこれから大いに悩み、自分の目的にストイックに、ときにゆるく受け流しながら日々を営みたい。

そして著者が渡してくれたこのバトンを次の誰かに渡したい。

ご一読を。

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お金2.0で有名な著者の最新本です！

久しぶりにとんでもない良本！！！！
メモが止まりませんでした…！！！

以下ネタバレ含みます！
いい本なのでネタバレ要約読む前に、
ぜひ本を読んでみてほしいです！



〆


一昔前のような根性論のストイックではなく、
かといってがんばらなくていいのだ自然体で行こうというわけでもなく、
いわゆる「ゴール」を達成したあとも燃え尽きずに継続できる程度の「ゆるストイック」を続けようという本です。

昔と違って「人に口出ししない」という風潮がますます強くなっている現代で自分を律する能力の必要性が高まっている。
→今後どんどん怠惰な人が多くなる。かといって努力して成功した人が燃え尽きて自滅するような生き方もしたくないので、無理せず楽しんで継続できる程度の努力が大事。

色々な価値観の破壊も書いてくれてます。

・「努力は報われる」「正義は勝つ」などの公正世界は仮説だと理解する。
→この考えに囚われすぎると「なぜ自分は報われないのか」「なぜあんな人が評価されるのか」という自己否定や他者への不満が募る。しかし「努力と報酬は比例する」時代は昔の話で、技術革新の現代はそうじゃなくなっている。努力は必ずしも報われるわけではないことをきちんと理解する。

・ロジカルシンキング信仰には限界があることを理解する。
→あくまでも見えてる情報から判断した「限定合理性」であることを理解すべし。情報への理解度や知識によっても導く答えは変わり、状況によっても答えは変わり、運や環境によっても要素が変わるので、ロジカルシンキングは意思決定の「正確さ」を保証するものではない。物事や人間は合理に基づいて動いてるとも限らず、多少の非合理を受け入れた上で判断する方がよい。

・自分がコントロールできないことに焦点を当てない。
→職場での人間関係、景気、戦争、事件、予測不能な出来事etc…気を取られるのはわかるけど「自分が今できること」に集中する。

・どんな成功にもたまたまの部分がある。
→成功を個人の能力が示す成果物だと思いすぎない。

・人々は論理より物語を好む。

・需要に飛び付いてはいけない。
→好きでも得意でもない分野で「需要」だけに飛びつくと心から楽しんでいる人と比べて結果に差が出る。あとうまくいかなかった時、人生に何も残らなくなる危険がある。

・「こうすれば人生は安泰」という正解がある昭和の方が歴史的な見れば稀であり、正解のない現代は通常の世界に戻っただけだと理解する。

・「わからないものはわからない」を受け入れる。
→科学の発展により「考えれば理解できる」「わからないものをそのままにしておくことが許されない」という風潮が強まったが、予測不能の事態や、運としか言いようがないことはいくらでもある。

・本当にできないことは現在の自分に思いつきもしないこと。「これはできなそう」と考えることは、実は射程圏内。大きな目標を掲げずに���ずはできることからちょっとずつコツコツ毎日続ける。

・格差社会が広がり二極化している。「正しさ」も状況によって「どちらも正しい」になりうる。複数の真実が存在することを受け入れる。

・自分の視点だけで他者の行動を評価してはいけない。例えばギャンブルが趣味で毎回負けている人が非合理だとは限らない。楽しくてストレス発散できる遊びだったら、本人にとっては合理性がある。
→世界全体に対する最適と、個人にとっての最適の違いを分けて考える。

以上！！
本当はもっと色々書きたいけど、アドラー心理学をわかりやすく具体的に書いたような内容ですね。

自分に変えられないものに必死にならず、今できることを淡々とやる。自分が好きなことを楽しみながらコツコツ続ける。
そのために固定観念を捨てて柔軟さを手に入れる必要がある。ってことだと思った

頑張ってみよー！

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佐藤さんのYouTubeで拝見して、興味を持ち読了。

◼️感想

いつの時代にも読まれる良書はあると思うけど、
「風の時代」とも言われている「今」だからこそ読むべき一冊。令和を象徴する、バランス感覚に優れた作品だと感じた。
大谷翔平さんや藤井聡太さんの例を交えながら、今をどう生きるべきか、をスッと腹落ちさせてくれた。

◼️こんな人にオススメ

・非常に読みやすい作りになっていて、本の苦手な人でもとっつきやすい。

・令和における自分自身のあり方に疑問を持っている方や、生き方を見つめ直している人はぜひ手に取ってみて欲しい。

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未知のものに斜に構えずに素直にいる気持ち

無知の知を自認して勉強続けられたらいいな

いつか挑戦が習慣になるようにちっちゃい努力を続ける

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前作も読んでいたため購入しました。
著者さんのツイッターをフォローしていて、ツイート内容が好きで著者さんに興味を持ちました。
文書は分かりやすくか書かれている点が好きでしたが、もう少し濃い内容を期待していたので、全体的に少し抽象的な話が多いように感じました。

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ゆるくストイックに生きるための指南書。
ゆるさとは柔軟に生きること、
他人は他人、自分は自分としてストイックに生きること。
その差が35歳を過ぎたときに圧倒的な差になる。
若者にはぜひ読んでいただきたい。
漠然とですが、
働き方改革の反動、必ず来ると思います。
この本を読んで、そんなことを思いました。

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淡々と事実が並べてあり文字の大きさや区切り方がよく、大変読みやすかった。内容も「考えさせられる」というよりは現代に於ける至極真っ当なことが言語化されている感じ。序盤でやや篩にかけられるが、読み終えると割とスッキリする感覚があって面白かった。